【白ワイン】ぎんの雫 Goutte d’Argent、開栓時の風味が見事な逸品。


 おせち料理の場では酒飲みが少なく開ける機会がなかったのがこれ。

 ぎんの雫 GOUTTE D’ARGENT。チリ、ソーヴィニヨン・ブラン。

 ちょっと白にしては値段するほうだけど、「神の雫」つながりや獺祭の旭酒造の櫻井氏が関わっていることもあって昨年末に調達しておいたもの。

特に”清酒(日本酒)用7合酵母を用いた”ってところに惹かれたわけでして。

 エチケットはかなりよい紙で、取り合いの難しそうな上辺は正面が山になるようになっていて、雫や銘は押しで刷られていてて、このあたりからしっかり監修されてる感じがします。日本語で「ぎんの雫」とあるのも珍しい。
 雫のモチーフは漢字の「銀」が含まれてるっぽい。

 あと手に持った時にわかるんだけど、このボトルかなり太くてパント(底)が高い。ボルドーの重ボリュームの赤だとちょくちょく出会う形状なんだけど、白のチリワインでは本当に珍しいかも。
 開栓後は予定していた冷蔵庫の扉ではなく、一日中冷えてる玄関に保管するってことになりました(笑)

 裏。酒用の酵母を使ってることや、よく冷やして飲むよろし、とか日仏の技術と伝統の結晶だぜ、みたいなことが書いてますね。
 なにげにしっかりナンバリングもされてる模様。

 いよいよ抜栓。

 コルクを抜いた後の数秒が非常に趣深い!!
 あの麹っぽいほわっとした香りがします。その後からソーヴィニヨン・ブランっぽい澄んでシャープな柑橘っぽい香りが出てくるんだけど、ここにも気持ちリンゴっぽい吟醸香が乗ってるような気が。

 味は――あー、これ美味いやつだーとすぐ実感できます。白としてはちょい高めだけど、これなら料理わかってればリピート大ありで。
 チリのソーヴィニヨン・ブランの中では、相当上品な味を出しつつ底の力強さはしっかり保ってる感じ。でいて、なんとなく香り同様の吟醸香に通じるリンゴっぽいフルーティさもあるわけで。予備知識なく飲むとこれ混乱しそうだな(笑)

 まだ味は開ききってない感じがあるので、数時間~半日程度の時間を空けてから再飲することにしよう。

 ホテルプラザ神戸の和洋おせちによく合ってくれるはず。それだけは確信。愉しみだー。





おまけ(コルク)

 コルクはやや固めで若め。まー、ここはしゃあなし。


公式サイト
Screenshot of www.21cc.co.jp

ぎんの雫 Goutte d’Argent|トゥエンティーワンコミュニティ

このへんの記事なんかが読んでておもしろいですよ↓


コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください