【日本酒】’20初酒は玉川大吟醸(京丹後 木下酒造)で。


 おせち料理にあわせて開栓した鳴門鯛の水ト米がイマイチだったので――
↑ これ直前に開栓したのが原因 ←← 今年最初の大失敗。

 昨年11月の久美浜カニツアーの自分用みやげとして買ってきた飲み比べ3本セットを開けることに。
↑まだラベル左下のマークに気づいていない……

 ふむふむ、精米歩合は大吟醸50%、純米吟醸60%、本醸造68%。
 蔵元は木下酒造――、……ん? 京都の木下酒造??

 あ、玉川の木下酒造さんですやん!
 ってことは――

 あああ、玉川マーク。
 そしてこころなしかニヤリと笑ってるように見える……orz

 肝心の味ですが――

  • 大吟醸
    開けたすぐは水のような 透明感のある 味わいなんだけど、そこから刃物で切り上げるような辛さがあがってきて、ずーんと米味がしっかり乗ってくるさすが玉川といった感じのするお酒。純米だとたぶん、舌にに乗せたときの鼻に抜ける香りが洗練されてるんだろうな、と。
  • 純米
    ふだんはこのへんから純米吟醸あたりを飲むことが多いかな。どんぶりを食らっているような太い旨味でいて、それが口に残らない絶妙な酸味がお見事。ちょっと開いてくるまで時間をかけて飲みたい酒ですね。たぶんこの酒飲むときは米がいらない、というくらい真ん中に立てる醸し。
  • 本醸造
    初呑み。逆に磨きがここまで粗いものもあまり飲まないんだよね。口にした瞬間に、ドーンというかズーンという感じで”酒だー!”という主張が利いてくる感じ。これは、このへん特産の甘みのある鮮魚や一夜干しなんかに燗で徳利本数いくタイプかな。宴会なんかのちょっとぜいたくな熱燗にもよいかも。

 飲み比べ3本というと飲む側を考えて、比較的似た系統で揃えてくることが多い中、ここまで磨きとパンチが異なる3本をまとめてきたのはかなりツウ向けかな、と。
 それでも根底にある味の系統がぶれてないところは見事というしかないですね。

 ごちそうさまでした!!!!

Screenshot of www.sake-tamagawa.com

呑み比べセット(180ml×3本) | 玉川 木下酒造有限会社


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