【詩】初秋を感じ


黄色くやさしい馨りが 昼下がりの公園から

そつと部屋の中に 陽光と共に入って来ル

童の遊ぶ声は 穏やかな海の漣の

小さな数え切れぬ きらめきのように。
夕闇がやってくると 陽と共に馨りはその場を去り

その澄み渡る涼しさに りんりりんと鳴く声が

響けとばかり クインテットを奏でるのだ。

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