【日本語】雰囲気をフインキと読む


 雰囲気(ふん・い・き)なわけだけど、これがどうも最近フインキと読む人が増えてます。確かに今まで仕事場や飲み屋での若い人 (~20代前半)の会話を聞いていると、そう発音しているような感じが。

 うーん、そちらのほうが読みやすいというわけでもないんだけど、どうしてそうなるんだろう? これは私見だけど、 これはおそらく雰囲気という漢字を覚える前に音として「フインキ」という言葉を覚えてしまうからじゃないだろうか。このあたり漢字変換で 「ふいんき」で変換できなくて気づく人が多いことから推測できる(このあたり「ふいんき なぜか変換できない」というキーワード検索がけっこう多い)。
以前からこういう言葉の発音の変化はあったとは思うけども、ここにきて日本人の漢字力(語彙力とも)が低下してきたことによって、 今後このようなケースは増えるんじゃないかと思う。

で日経11日夕刊(だったかな)に、この「雰囲気」に関する記事があったんだけど、実は山茶花(さざんか)って「さんざか」 って読んだらしい。確かに字と音と照らしあわせるとそうだなあと納得。
次は「秋葉原」が「あきばはら」??

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください