節分、土用、陰陽道 ~ 節分が2月3日でなくなる日


はい、金曜は節分でした。

基本に忠実に「恵方巻き」と「」であります。

豆まき(犬がいるので我が家ではペット用ボーロになりました)と「」に関しては、かなり昔からの文化らしいのですが、「恵方巻き」ってここ1世紀内のものらしいとか。関西ローカルなのは知ってたけど、それは知らなかった。ってここ5年ほどで全国モノになっちゃいましたけど。たしかに某ケーキや某チョコよろしく こういったイベントは売り上げ増に活かさないテはないですから(苦笑)
あー、それとスーパーや居酒屋など(特に関東圏)で、食べやすいように とピースカットして売ってらっしゃるところがおられるようでございますが、

 それ意味ないやないかっ!

というツッコミ待ちなんでしょうか。

いずれにせよ、鬼門を背にして厄払いなんていうのは、関西商人や兜町のみなさまが好きそうな行事です(兜町の敬虔なる縁起かつぎ衆は正月に異常に多い恵比寿様まわりをするんだよね ← 同行経験あり)

 と話がそれてしまいましたが、

日本文化にはけっこう陰陽道が浸透してるわけで、風水凝るならまずはこのへん勉強しろよ、という呼びかけ的 意味合いで記事書いてます。

節分 = 季節のわかれめ
ってのは字面からも判断しやすく、また「実は年に4回あるんだよ」と「あーそうかもねー」だと思うのですが、あの鰻で知られている「土用」ってのはその節分を月末に持つ旧暦の月なんだってのは案外知らない人が多いかもしれません。

ここでは簡単に述べるにとどめますが、陰陽五行(木、火、土、金、水)は四季(春夏秋冬)に割り振られています。

あれ?1個余るじゃん?

となるわけですが、それぞれの季節の間に「土」をもってくることによりうまくなってるわけで。
(日々に割り当てられた十二支が「丑」が土用の丑になります。鰻イベントはMrエレキテル先生発案とか)
他にも時間や方向などに十二支や十干などの陰陽思想は溶け込んでて、こういった豆知識を活かしながら、和文化に親しんでいくとなかなかにおもしろいんだよね、ということを書きたかったわけです。

おわり。

蛇足
Wikiで見ると、現暦のうるう年調整からして存命中に節分の正確な日が変わりそうなんだけど、2月3日のままにするのかなぁ、どうなんだろう。

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