【7月のとある木曜:その1】フランス料理屋でランチ@銀座AdLib[閉店]


さてさて、今日の主題は17日まで銀座東劇でやっているゴッドファーザー デジタルリマスター版の鑑賞なのです。いやぁ、直前に知りまして当然のことながら、ひとりで観ることになったのですが、とりあえず時系列で。

とりあえず、新橋へ向かうということで、にゃんこ嬢を呼び出して、Ad Libのランチへ。もうここは美味すぎ。でコストパフォーマンスも昼は非常によいのです。本当はまりか嬢もお誘いしたかったのですが、仕事のアポで走り回っているようでNG。いやー、残念。

待ち合わせは妥当に博品館。最近来てなかったのですが、だいぶラインナップも変わっていますねぇ。音楽関連やアクアっぽいもの、そしてFROGSTYLEが1F入り口には並んでいました。

にゃんこ嬢と合流、で入店。やっぱりちょっと店の場所がわかりにくいかもなぁと思いながらも、2回目ということもあり、すぐに発見(でも通り1つ間違えた)。
今回の入店ではっきり(?)したことwith にゃんこ嬢談。 Annuy アンニュイ。
あぁそうそう、そういう言葉がぴったりくるなぁ。狭いようでじゅうぶんなテーブル同士の感覚とか、暗いようでそうでもない店舗の明るさとか、地下にあるんだけどオープンさとか、アットホームっぽいけど格式あるような、で。
で、にゃんこ嬢はカルボナーラランチ、私はおさかなランチです。え、以前に比べ説明がイイカゲンだって、えぇえぇそうです。食欲に負けて食べてしまったのですよ。ふたりとも「にゃんこ嬢ご満悦でした、って書く?」という台詞で思い出したわけで……、うわ~ん。

で、です。このまま写真もなく終わるのはあまりにむなしすぎるので、デザートをば。前回はランチだけだったので、デザートは初めてです。ランチがあそこまで最高だとデザートにも期待してしまいますねぇ。
にゃんこ嬢がモモのアフォガードを食したいように察することができたので、私はオレンジクリームブリュレに。さてさて、どんなものが出てくるのでしょうか――

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モモのアフォガード。これは、やーばーいー。ヒドイ店だとモモの缶詰をひっくり返しただけのようなところもあるのに、ここはランチにヒケをとらないほどすばらしい仕事です。非常に熟した桃は選び抜いた食材のようで、シャーベットも自家製っぽい。んでクリームとの調和が絶妙。バニラビーンズも入って、仕事の細かさを感じます。それでいて自然な甘さで、すーっとひいて後味さっぱり。んーこれは、これはリコメンドしまくりです。にゃんこ嬢もたいそう喜んでおられました(たぶん)。
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そして私のプリュレがやってきました。私もモモを食したかったのですが、やはりカブるよりは、とこちらをチョイス。
見た目はなかなかイイ仕事のようです。ですが、このデザートはけっこう感触も大事だと思うのですねー。

サクッ。

――おおおおっ、カラメルパリパリですよー。んで焦げの苦さもなく、非常にいい感じです。そして中のクリームがまた仕事が細かい。しっかりとオレンジベースの味がついていて、しかもその上オレンジの果肉が入っています!。それもジャマにならない程度でいて、存在もちゃんと主張されている絶妙のバランス。あぁシヤヤセ……。
なんかねぇ、こういうの食べていると、和食割烹の微妙な味付けと相通じるものが、文化や味の違いこそあれ、あるような気がしてならないのですよー。

まぁいろいろと内密(笑)な話もしながら、満足な食事をすることができました。
んで、にゃんこ嬢はお仕事に、私は次の目的地に向かったのでした。いやー、ほんとよかった。

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