【紅葉散歩】東京ドームのすぐ隣。水戸黄門ゆかりの「小石川後楽園」でふらり。息をのむ秋。


「東京にいながら手軽に紅葉を楽しみたい」「週末に静かな場所をのんびり歩きたい」——そんなときにぜひ訪れてほしいのは、文京区にある小石川後楽園。

駅から少し歩くだけで、ビルの気配がふっと遠のき空間そのものが都心の喧騒から切り離されたような不思議な閑かさに。

ad

都心の特別名勝 by 御老公 水戸黄門

小石川後楽園は、江戸時代初期に水戸徳川家初代・頼房が着工し、かの徳川光圀(水戸黄門)が完成させた歴史ある大名庭園。

「天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ(先憂後楽)」

という教えから名のついたこの場所は、国の特別史跡・特別名勝にも指定されています。豊かな樹木の合間から、現代のビルが目の端をかすめるのも、都心の休み処ならではの趣深さだなー、と。


燃ゆる紅葉、黄金の散る水面

園内に足を踏み入れると、隅々まで手入れの行き届いた日本庭園の造形美に思わずうっとり。
特に秋の深まる季節は格別で、頭上に広がる燃えるような真っ赤なモミジはもちろん足元に広がる池の水面が黒いカンバスになって散り敷く落ち葉で黄金色(こがねいろ)にきらめく景色は息をのむ美しさ。
都心のど真ん中とは思えないほど空気も澄んでいて、歩いているだけで心が自然とほどけていきます。


それぞれのファインダー、秋を切り取る。

この日は片手に収まる小さめのコンデジ、OLYMPUS Camedia C40zoomをお供に散策していたのですが、園内ではカメラが趣味の老若男女(年輩多めでしたが)が思い思いに秋を切り取っていました。
水辺に三脚をじっくり据え、真剣な眼差しで画角を狙う人の後ろ姿。その佇まいがあまりにも秋の情景だなーと、一つの物語のような趣を感じて、思わずパシャリ(笑)

ただ風景を眺めるだけでなく、そこで同じ秋を味わっている人々と空気感の共有を楽しめるのも、大人の散歩の醍醐味かもしれません。


アクセス・お散歩メモ

  • アクセス: JR・地下鉄「水道橋駅」「後楽園駅」「飯田橋駅」から徒歩すぐ
  • 散策時間の目安: ぐるりと一周して40分〜1時間ほど。お出かけやお買い物のついでにふらっと立ち寄るのにもちょうどいい広さです。

遠くまで出かけなくても、駅のすぐそばでこれほど豊かな日本の秋と庭園の美しさに出会えます。週末にカメラや散歩靴を手に、身近な非日常を味わうお出かけもいいもので。

お粗末。

(2005/11/30)

ad

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。