「日本酒」カテゴリーアーカイブ

狭義でいう清酒のほう。

【日本酒】来楽 純米生原酒@立呑み愛和、安定の日本酒はいつもの立ち呑みで。

 来楽 純米吟醸。
 ここ 西明石の日本酒立ち飲み屋「愛和」からはかなり近いところにある酒蔵 茨木酒造の清酒。
 兵庫の酒というと灘で、その系統のパンチのある銘柄が多いんだけど、ここのは珍しく純米吟醸以上は かなりライトでスーッと喉を落ちる仕上がりに。

 茨木酒造もイベント催しの多い蔵で、蕎麦会(よく行ってる)や寄席、演奏会など 旧樽蔵だった建屋を有効活用していろいろやってます。

 あとここは 甘酒と酒粕が大変よい品なので、蔵にいくことがあればぜひ。

 ちなみに銘は 論語の学需第一の「有朋自遠方来 不亦楽」(朋有り、遠方より来たる。亦た楽しからずや)から。
なかなか洒落た命名ですなぁ。

【日本酒】鶴齢 純米吟醸

鶴齢

鶴齢(かくれい)。
名前からして大変めでたいお酒です。

新潟の米どころ 魚沼産コシヒカリの田んぼと 八海山のすぐ近くにある蔵です(ちなみにガーラ湯沢も近いし、駅からも近くアクセスしやすい)

鶴齢酒造は、なんというか米のアミノの味がしっかり出ている銘柄が多いように思います。秋田・岩手のように白ワインっぽい感じではないけども、女性にも飲みやすいかも。
んー、なんというか餅好きにはいけそうな感じがします。

なおここの酒蔵は 若い人への清酒プロモも盛んにやっていて、ウィンタースポーツへの協賛や、ちょっとおしゃれなラベルの梅酒など(← こいつがめちゃくちゃ美味いんだが入手しづらい…)やってます。

夏用のライトな酒を出したり、企画が強い酒蔵かも。

もちろん雑味のない丁寧な酒造りしてるのが大前提にあるんですが。

どこで見かけても、安心して呑める蔵モノであります。

【日本酒】獺祭(だっさい)純米大吟醸50、それは入り口の清酒

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獺祭 純米大吟醸 磨き50。おそらく獺祭で一番お目にかかるのがこれ。しかしながら50%磨きとは思えないほど、繊細な味わいがある清酒です。コンディションいい状態で飲むと磨き40と聴いてもわからないほど。

山口県 旭酒造はちょうど山口県の真ん中あたりにあって、昔は携帯が圏外になるようなところでしたが、それはおいといて やはり地元のフグや チラシ押し寿司とよく合う味です。白身や野菜などの閑かな料理に合うかなぁ。
欧州でもかなり高い評価を受けていて、蔵元の櫻井社長の名刺などは折りたたみの英語パンフになってたりします。

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【日本酒】田酒@立呑み愛和

田酒(そして店長)
田酒(そして店長)

田酒。青森県 西田酒造(だったはず……)。

青森/岩手/秋田あたりは非常に初口あたりが軽く女性むきの清酒が多いのですが、その中でも田酒は年ごとの味も安定しており供給量もそこそこあることから置いてる店も多いので、覚えておいてよい銘柄かな、と。
あー米の酒だなぁと感じるとともに、酒肴の種類をせばめないオールマイティ色が強い酒でもあります。
(途中 何にするか迷ったので、田酒にしました(苦笑))

なお、本人OKでましたので 愛和店長 顔出てるver.で掲載しました。
なかなか話もできる好青年(?)ですので、そちらも肴でどうぞ。


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【居酒屋】日本酒立呑み「愛和(あいわ)」@西明石

[2022.09 追記]
11月頃に移転して再開予定とのこと!!
[2022.08 追記]
残念ながら 入っている建物の都合で2022/9末で閉店するとのことです。とてもお世話になった店なので、またどこかで再OPEN期待。

2014/10追記:
さらに改装してパワーアップしてます(水槽入れたり空調よくなったり、なによりメニューと料理人が増えました)
関連エントリは タグづけしてまとめました。

タグ:立呑み愛和(あいわ) の記事一覧 | 袖ふれあうも – by yukkie

さて1月にOPENしていた愛和(あいわ)、初日には行けてなかったのですが、同期との新年会とその翌日と2連荘でいってきたのでレポート。

久保田千寿

よく訪れている たくまから独立したお店で、日本酒が切り口の立ち飲み屋です。
ざくっと見たところ、主な有名どころはそろっている模様(写真は 久保田の千寿)
杯(グラス)は80mlのもので、これで数百円~。種類を多く飲みたいとか立ち飲みにはよいサイズか、と。

刺身

刺身(鯛・タコ・スズキ・ブリ)。どれも清酒のアテとしては最高。さすが明石だけあって立ち飲みといえど鮮魚は逸品。

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【日本酒】獺祭(だっさい) 磨き三割九分 純米大吟醸

なにやらおみやげで日本酒を持って帰宅。どこか様に持たせてもらったものらしく。

「なかなかに美味い酒 持って帰ってきてやったぞー」ということで、まー千とかか万とかあたりかなぁとチラッと見てビックリ。

獺祭!

獺祭 3割9分
獺祭 3割9分

しかも3割9分っすよ!! 50でさえ頂けるだけでありがたいというのに(←磨きの数値です。3割9分は61%削ってる勘定)

ダメもとで 家庭内配給された みかん(父の好物です)がほぼ手つかず状態だったので物々交換を申し出たところOK出たああああ!!
うひひ、笑いが止まりません。

で、この獺祭という日本酒 まさに日本のワインという出来でここ十年ほどでフランスの高級ミシュラン亭にもサービスされるところがちらほら出てきました。
ガツーンとした男酒が好きな人には合わないんだけど、北欧ワインや果実酒好きな女性には一度リコメンドしたい逸品。おそらく清酒に対するイメージがらっと変わると思います。
ほか 山形の六歌仙やら 13年頃の七田発泡とか、同じ山口県でいえば数年前復興した織姫酒造なんかが この系統になるかな……

いやはや、河豚か押し鮨をいただきたくなった日でした。

【グルメ】獺祭(だっさい)の杜氏(櫻井社長)と会う

 酒肴亭宮を訪れたら満席。うわー、ダメだこりゃ、ってことでまたの機会にしようと思ったら、「21時ごろ獺祭の杜氏がいらっしゃるんです」との店長の言葉。
――席があくかどうかはわからないけど、BAR9DANで時間つぶそう。そう考えたのでした。

マネージャーが風邪でダウンのBAR9DANにて、シャルトリューズヴェールx2とゴッドファーザーを飲み終わったころに、BAR9DANに電話が(どうやらMyケータイは電波が悪くてつながらなかったらしい)、

「席とってありますんで、いつでもどうぞー」

うう、混みまくる金曜なのに席をわざわざ確保してもらって、いかないわけには行きますまい。そういうことで再度「宮」へ。

今日はハナキン(死語)ということもあり、かなり忙しそうなので、お酒中心にすることに。とりあえず、オリジナルの日本酒「宮」を頼んで、杜氏が来るのを何気に待機。杜氏の予約席の隣を確保してくれているあたり、もうヤバいです(笑)。

30分ほどすると、杜氏が来店。営業らしき方とご一緒です。よーし獺祭飲むぞ(笑)
いい酒の席のおかげで、あっという間に談話モードに。南と北の酒や、量産化と質の保全などについて話したり、酒蔵で働く人のうわさを耳にしたりと、とても楽しいひとときでした。
杜氏というと、もっと頑固で話しにくい人だというイメージがあったのですが、とても柔らかい――あーそうだ、ちょうど獺祭の味に似てるんだ――感じの方でした。
話している間に、にごり酒と50を呑みました。こりゃー贅沢しちゃったなー^^ オッターフェストビールもいこうかと思ったけどさすがに限界。

ツーショット撮ったのですが、さすがに自分を晒すわけにはいかないので(笑)、先日発売してそく売り切れた酒の食玩と本物の写真をば。なにやらレアアイテムだったらしいです。瓶の重さといい、おちょこの形といい、非常によくできています。

追記:
獺祭とは、かわうそが獲った魚を川岸に並べておいているのが、お祭のように見えることからできた言葉で、正岡子規がその様が書物が散らかっているところに似ていることから俳号にしたらしいです。
そのあたり「浮雲」か何かにあったような記憶が……。

【グルメ】九段彷徨(酒肴亭宮、BAR9DAN)

本日は金曜であるにもかかわらず、やや早めに上がったので、先日「恵比寿徘徊」にてお世話になった「こ」氏を、今度は私のいきつけの店に招待しました。

一軒め。酒肴亭 宮。

年末年始に行こう行こうと思っていたのですが、予想外に忙しく今頃に。 遅すぎな新年の挨拶もしてきました。いつものように遠慮もなく(迷惑な客です…)カウンタに座り、店長とバイトくんと多少の会話。

一杯めは「鳥飼」のロックを( 楽天 )。 何でもよかったのですが、「こ」氏にも呑みやすいものがいいんじゃないかなぁと思いセレクト。 なにやらロックは苦手なのは後から知りました……(ので2杯めは「樽」の水割りでした)。
肴は、非常に好評という海鮮いり「たまご焼き」、
そしてここでしか見かけない「マグロのスモーク」をリコメンド。スモークは非常に気に入っていただけたようでした。

いい感じで酒の入った私は新酒「熟成酸辛」という辛いお酒を味わいました。( 楽天

――これはまたスッキリとした味で呑みやすく、辛かったですが個人的にはツボにはまる味でした。
で〆として、年末からアンラッキーということで「開運」を。( 楽天

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