あるぶんだけで終了。淡路島産新玉ねぎの「食べおさめ」に滑り込む
5月も終盤。湿度も上がってきて、じっとりとした梅雨の気配がそこまで迫ってくると、頭に浮かぶのは「あの味」のタイムリミットなわけでして。
そろそろシシーズンEND。そう確信して、その気満々で暖簾をくぐったのは西明石の「たちのみ あんるうぷ」。 お目当ては、毎年この季節になるとこれを食べるためだけにでも通いたくなる、淡路島産の新玉ねぎサラダである。

運ばれてきたソレは、相変わらず見事なビジュアル。
お皿の上に、これでもかとこんもり盛られた真っ白な新玉ねぎ。大葉と薬味が散らされ、足元には和風ドレッシングがたっぷりと敷かれてます。
ひとくち食べれば、淡路島産ならではの圧倒的な甘みと、みずみずしいシャキシャキ感が口いっぱいに広がります。和風ドレッシングの絶妙な味が、新玉ねぎのポテンシャルをこれでもかと引き出していて、まぁ箸が進むこと。
店のヒト曰く、案の定「新玉ねぎは今週(今日?)で食べおさめ」とのこと。来週からはノーマルな玉ねぎに切り替わるらしいです(それでも美味いんだけどね)。
新玉ねぎが終わると、いよいよ春もいよいよ立ち去って梅雨が来るんだなーと季節の移り変わりを実感しつつ、ギリギリのタイミングで滑り込めた幸運に感謝(もぐもぐ)。
外国人ゲストを魅了した「純青」と、じっくり美味い玄人向けの地酒たち(これも空きそう)

新玉ねぎサラダをには、そろそろこれも終わりそうという「日本酒3種飲み比べ」。 今回のラインナップは、以下の3本。
- 奥播磨 山廃純米(下村酒造店 / 兵庫県姫路市安富町)
- 純青 Mix 85 純米吟醸(富久錦 / 兵庫県加西市)
- 播磨路 純米吟醸(富久錦 / 兵庫県加西市)
お店の方の話では、最近お店に来た外国人のお客さんが、この真ん中の「純青(じゅんせい)」をかなり気に入ってガッツリ呑んでいかれたらしい。
実際にそうだろうなーと、大いに納得。 3本の中では圧倒的にフルーティーさと爽やかさのバランス、ピュアさとアミノ味のバランスがキャッチーなんだよね。日本酒を飲み慣れていない外国人の方はもちろん、一般ウケ、万人ウケという意味でも頭一つ抜けている醸しだと思います。大吟醸から入るとまずここに来るでしょう。
(じゃあ両脇の「奥播磨」と「播磨路」はどうかというと、これはまた違う路線で確実に旨いのよ)
一口めでわかりやすく「おいしい!」となる純青に対して、この2本は一通りお酒を呑み進め、お店の美味いアテとどう合わせるかを考えながら呑む酒好きレベルになることで、真価を発揮するタイプかな(笑)。 料理と合わせることで旨味が何倍にも膨らむというか、じっくり付き合うほどに愛着が湧くような、実にお酒好き好みの奥深い味わいなのかな、と。
最初から最後まで隙のない淡路島産新玉ねぎのサラダと、三者三様の個性が光る播磨の地酒たち。 最高の食べおさめ&飲み比べの春の終わりの夕方にできました。
ごちそうさまでした!!!!
(2026/05/28)
たちのみ あんるうぷ (立ち飲み / 西明石駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5





