だんだんと日差しが強くなり、昼間は「暑いなー」と感じる日が増えてきました。 こうなると恋しくなるのが冷たいアイスですが、体のことを考えると「控えめにしなきゃな……」と、今年は少しブレーキをかけていきたい気分で。
というわけで、最近手に取ることが増えているのが森永の「pino(ピノ)」。
あのひとくちサイズの6粒というボリュームが、今の体にはちょうどいい。一度に食べきらずに分けて楽しんだり、誰かとシェアしたり。そんな「ちょっとした贅沢」が、日々の小休止にちょうどいいんですよね。
スーパーで見つけた鮮やかな「黄色い箱」
そんなわけで、いつものように近所のスーパーのアイスコーナーを覗いたのですが、そこで何やら異彩を放つものが。 いつもの赤いパッケージの群れの中に、やけに目立つ「黄色い箱」が紛れ込んでいるではありませんか。

手にとって見れば、パッケージ全体がピカチュウの顔! ウィンクした愛くるしい表情がドーンとドアップでデザインされています。
どうやら「ポケモン30周年記念」のコラボパッケージとのこと。通常の赤い箱もポケモン仕様になっているようですが、このピカチュウ特化の黄色い箱は、まさに主役級の存在感で目立っていました。
バリエーション豊かな「30周年」の足跡
このコラボ、かなり気合が入っているようで、デザインのピカチュウ推しも大変強力です。

箱のオモテ面には、さまざまなポーズのピカチュウが元気に跳ね回っています。右上のロゴには「30th Pokemon Since 1996」の文字。pinoのO(オー)がポケモンボールになってるのもポイント高し、です。
1996年にゲームボーイ用ソフト『ポケットモンスター 赤・緑』が発売されてから、もう30年が経つってことかー、と(遠い目)。
これだけ黄色いとバナナ味が入っていそうに感じますが、そこはしっかりと「中身はバニラアイスとチョコの通常のピノです」と注意書きがありますね。
裏面も黄色一色で統一されていて、こだわりを感じます。QRコードは――特設サイトではなく、通常のpinoiceサイトのものでした。
駆け抜けたポケモンの30年
1996年の誕生以来、ポケモンが歩んできた道はまさに伝説的です。
- 1996年: 初代『赤・緑』発売。通信ケーブルを使った交換が一大ブームに。
- 1998年: 全米発売。瞬く間に世界的な人気コンテンツへ成長。
- 2016年: 『Pokémon GO』リリース。世界中の街中にトレーナーが溢れる社会現象に。
- 2026年: そして今、30周年のアニバーサリーイヤー。
最近のシリーズの並び順や、アニメの最新世代の主役が誰なのか、正直なところおじさんには把握しきれない部分もかなり多くなったけれど、この「30年」という数字の重みには、同時代を歩んできた者としてただただすごいなぁと感慨深いものがあります。
花札からマリオ、そしてポケモンへ。任天堂の歩み
そういえば、このピカチュウを生み出した任天堂。 今や世界的ゲームメーカーですが、かつては京都の「花札の会社」だったことを覚えている人は、今の若いファンのうちどれくらいいるんでしょうかね、と。
1889年に京都で花札の製造販売からスタートした任天堂は、やがてトランプ、そして1980年代に「ファミリーコンピュータ」で家庭用ゲームの歴史を塗り替えたわけで、この「ゲームチェンジ」の決断がまずすごいよな、と。
それからマリオやゼルダといった不朽の名作を生み出し、デジタル技術の最前線にいながらも、今なお花札をラインナップし続けているのは、脈々と受け継がれる「遊びの哲学」的なものを感じるなぁと。家系企業なので創業ビジネスを大切に残しているんだと思いますが、そこが良い。
花札からビデオゲーム、そして今、私の手元にあるピカチュウのピノへ。 小さなアイスの箱を眺めながら、そんな巨大な歴史の変遷やメディアミックスのでかさに思いを馳せてしまいました。
中身はいつもの美味しいバニラとチョコのピノですが、この特別なパッケージのおかげで、いろいろと感じる、少し奥行きのあるアイスタイムになりましたとさ。
ごちそうさまでした。
(2026/5/1)





