【登山】赤坂山・三国山 201608酷暑


19日は前々から職場のトリス君と約束していた琵琶湖湖北の赤坂山・三国山に登ってきました。
前週の予報ではいい具合だったのに数日前からは熱帯低気圧や台風の影響か予報も目まぐるしく変わって前日まで天気見守っていましたが、雨(というか雷)の心配なさそうだったので決行。

……が、結論として今回は非常に教訓となった山行となりました。

熱中症はシャレになりません。

この一言に尽きる登山行でした。
という状況が出ているトラッキングログになってます(苦笑)

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9:30頃 敦賀行新快速でマキノ駅着。湖西線はアクセスちょっとイマイチだなー。とかいうよりも、あづい……。
この時点でかなりヤバイ感あったのですが遠方まで来たこともあり、いつもより調整しながら歩けばなんとかなるかなーと甘く見てました。

駅からはトリス君の車でマキノ高原まで移動。

途中にメタセコイア並木が。これかなりの本数で日本離れした雰囲気が。

マキノ高原に到着。で、黒河越まではかなり地味な道が続くのでそこからマキノ林道(黒河林道)途中(半分くらい?)まではタクシーで移動しました。

黒河越にはトイレが。ここまで上がってくるだけでかなり汗だく。560m近くあるはずなんですがー。

トイレの脇には三国山・赤坂山への登り口が。
木陰に入るので涼しいかな……と思ったのも束の間、ちょっとマシになったくらいで、湿度はかなり高くなってたかも。

速乾性のシャツ来てるので汗で重くなる一方。今思えばおそらくここらへんから体の熱が逃げてなかったのかなー、と。

三国山手前の湿原。春にはキンコウカが一面に咲くそうな。
ただし疲れた目にはただの湿原……あづい……
木道ちょっと朽ちてるところもありますが、外れないように歩きましょう。たぶん足沈んでいくと思います。

水場が。ここ数日小雨がぱらついてた割にはおとなしい感じ。

ズームで奥の小滝を。
今日は新しく買ったTG-4を携行したのですが、けっこうこのカメラのAUTOは使えるかも。

明王の禿、東側から。
このへんでかなり限界だった感。前回来た時よりきっついわー。

明王の禿に到着。福井側からの北風が通るようになって、若干涼をとれるようになったもの、今度は日照りが気になるように。

岩陰から南東を。

南側。スキー場~白谷温泉の間くらいが下に見えます。

福井側(ほぼ西)

で、明王の禿からいったん少し下って赤坂山にかかる鞍部で、なんてことない隠れ根につまづき足がつってしまい、これはたまにあることでだいたいは数分歩きながら調子を整えてたら直るんですが、熱中症気味であちこちに連鎖反応が。背中や腰など考えもしないところの筋がつってしまい、このへんから一気にペースダウン。水も残り200mlくらい……。

なんとか赤坂山に到着。

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15~20分位の距離が2倍ほどかかってしまいました……。
ようやく本日の登山で初めて他の登山者一行と出会いました。マキノ高原~赤坂山のピストンだそうで、たぶんそれが正解なんだろうなー。

明王の禿側を。あちら側からは赤坂山はキレイな形で見えていたけど、こっちからは角度の関係もありダイナミックな画にはなりません。
(たぶん三国山側の下から撮るのが一番キレイに映ると思います)

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南側。明王の禿では見えなかった鉄塔が見えます。

西北西、福井側。んー、やっぱり今回は全然視界がとれませんね。
ただただこっちから風がそこそこの勢いで吹き上がってくるのですが、これが体をクールダウンしていきます。
熱中症っぽい感覚はここでだいぶ和らいだのですが、今度は足の筋が想像以上に冷えてしまい、今度はそっちが原因で粟柄峠~620m地点下までは苦労することに(苦笑)

ブナの木平。前回より茂っていて明王の禿等の展望はとれず。
ここで休むと脚が冷えそうだったので、牛歩でヒィヒィ言いながら通過。

で、最後の急階段をちまちまと下って(けっこうキツイ)マキノスキー場へ到着。もうこのへん水分再優先で写真とか撮ってる余裕まったくなし。

なんとか辿り着いたマキノ温泉さらさで風呂に浸かって

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山菜とろろそばとソフトクリームを食して帰途につきました。

かなり厳しい山行となりましたが、酷暑低山の苛酷さを勉強できたし、怪我もなく無事に帰着できたということで達成感あり、でした。
この時期はもう登りたくないですが(苦笑)

教訓)
◇夏低山は氷結飲料で。
◇カリウムとかも多めに。
◇汗かく量を把握しておく。

最後まで見捨てず同行してくれたトリス君には感謝してやみません。
飽きずにまた同行してやってください。よろしくお願いします。

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