【登山/百名山】大山(伯耆大山@鳥取県)[地震前]に登ってきた


1ヶ月半ほど前から参加者の空き日程を確保して登ってきました、中国地方の百名山は伯耆大山。

まずは恒例の各種ログから。

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朝、ちょっとしたクルマのトラブルがあったものの好調に中国道~米子道へ。

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中国道から高速道路にしては珍しいレベルの高低差とカーブが続く米子道に入りしばらく走ると大山南壁が。

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日本海(米子)へむけて西から回り込んでいくとだんだん富士型に……

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最寄りの溝口ICを降りて一般道から登山口向かう位置になると緩いコニーデ型なフォルムに。東西横長の山の形がまんま楽しめますねー。

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佐陀川。ざっくりで言えばこの沢の南(右)側を登って、北(左)側を降りてくる感じ。

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登山開始……中国地方一のブナ林――とか見てる余裕ねぇ!
つづらになってるところもなく、地形図の記述通り、まーっすぐ詰まった等高線を階段で突っ切っていきます。同行3名も早いのなんの。

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6合めくらい。お、空やら周りが見えてきた!
天気いいので、気分的にだいぶ違ってくる。で、シャッターチャンスが増えてくる……んだけど、かなりお疲れ(苦笑)

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6合めを過ぎると植生や足場も変わってきます。どっちかというと階段ないここいらのほうが山っぽくて個人的には好みかも。
当日は季節の割にかなり気温が高かったので必要はなかったけど、本来このへんから風よけ装備がいりそうな感じ。

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ユートピアコース側(東)展望。いやー爽快!

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7合めくらいから日本海側(北)を。西(左)のほうに見えてるのが米子市内のほうかな。海側に凸って見える山々も500~600mくらいだったか、と。

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このへんになると登山感出てきますねー。尾根なのがよくわかる。

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振り返るたびに高度感が感じられて疲れた足取りも軽くなります。

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かっこいい……百名山ですなー。

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同パーティーのHT君。いやーサマになってます。
つーかフルサイズ一眼抱えて軽々と登っていくあたり、さすが山小屋バイトOB……(だいぶこの日は煽られた(笑))

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1600m越えたあたりから板桟敷通路が。足幅が微妙に合わない&けっこうなスロープ&微妙に南側に傾いてる、ではやる気持ちはあるものの、思ったよりスピードがあがりません。
周囲には国の特別天然記念物に指定されているダイセンキャラボクの純林が広がります。

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小屋やー。その先に人が溜まってるように見えるあたりが弥山頂上。

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そして・・・

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到着!!
そして現在は縦走できなくなっている剣ヶ峰方向をファインダーに収めます。いやー気持ちいい!

この日は絶好の秋晴れ登山日和で山上下通して気温も6℃くらい高かった模様。ガスなし雲量ゼロと非常によいコンディション。
(まーバリバリ日焼けやら雲海観られずってことになるけど)

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登ってきた方向(東側)を。ピークの碑近くには木製の足場が座り場が組んであって、けっこう人がワラワラと。そりゃーこんだけ気持ちよければ人集まるわー。

さて、気温高めといえど、なんだかんだで風も強く(強くなりつつ)、冷える前に下ることに。

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下りは頂上小屋下から左に降りて、西側のダイセンキャラボク純林と石室を巡ることにします。
写真はたぶん南西側麓から目立つ大ノ沢の起点。

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1588m付近の石室。大正時代に避難小屋としてつくられたものだそうな。
当時の登山環境でここにこんなのつくるの大変だったんだろうなー。

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下りの6合目から。んー、13時くらいだったんだけど、ひょっとして北面は昼過ぎくらいのほうが光の射し具合から彫りが出た画が撮れるのかな。

6合め下から大堰堤側に降りることに。支尾根から沢に直線向いて降りる感じなので、地形図通りなかなかに急で、かつ登り路より整備度はやや下。
しかし、百名山ということもあってかかなり登山道混みだしてきて、渋滞気味&かなり対向に気を遣うことを考えると、こっちに来て正解だったかな、と(5・6組程度と会ったくらい)。ただ、足場は比較して悪いので、家族連れや馴れてないのであれば往路を急がず降りたほうがよいように思います。

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で沢に降りてきたところ。弥山(右/西)~三鈷峰(左/東)。
このへんの堤はどっちかってと土砂留めですね。

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堰堤の緩やかになりつつある路をくだっていくと大神山神社の裏手に出てきます。いい画が撮れてないんだけど、彫りとか見る限り、かなりの年代&業ものだなーと(しかもかなり広い)
参道の石畳がなにげに下山疲れの脚にはきつい感じで難儀しました。
このへんになると先ほどの堤の筋から伏流水が湧出しているようで、脇からはチョロチョロと涼しい音が聴こえます。

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降りてきたったー!!
積雪地方らしく、2階から出入りできる建て方してるところがちらほら。

で、事前にガイド本で見かけて予約していたとやま旅館に入泉&そばだー。

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おおう、なんか古きよき年代を感じるスキー宿だ!学生がサークルで泊まりに来そうな感じ。

もう少し下ったところにも入浴施設あったのですが、価格もあまり変わらないし施設のほうがけっこう人がいそうだったのでこっちにしたのですが正解。
宿泊部屋ずつ順番に入っていくような昔ながらの宿っぽいお風呂だったのですが、貸し切り! 時刻も15時頃と宿泊客を差し置いて一番風呂をいただきました。あー、さっぱり。

で、そば食うぞー。

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山小屋のようなTHEノスタルジック。なんか妙に落ち着いてしまいます。

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そば、うめー。
下山後ということで塩分欲してのか、つゆまで完食。

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そして帰途へ。
さらば、大山。
絶好のコンディション下でよい百名山行となりました。

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あ、そばだけじゃお腹もたないっぽい感じだったので、想定以上に空いていた蒜山SAで軽食&土産追加して帰りましたとさ。
みやげものレビューは、またの機会で。

末筆ながら、へろへろオヤジに同行してくれた3名、特に遠路ドライブしてくれたトリスくん、ありがとうございました。
また懲りずに相手してやってください。

「【登山/百名山】大山(伯耆大山@鳥取県)[地震前]に登ってきた」への1件のフィードバック

  1.  帰途に撮った写真を時系列早いところに貼ってるものがあります(帰りの米子道からの写真とか)

     この翌週21日に鳥取県では震度6近い地震が起こり山頂もかなり揺れたようですが、山・平地いずれも震度ほどの大きな被害は少なかったようでよかったです。
     奇妙な時の巡り合わせを感じると共に、自然にはやはり畏れをもって望まねばならないと改めて思った記事執筆の週末でした。

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