いつもの立ちのみ地酒でメニューを見ていると、ドジャースの大きな文字が目に入ったぞっと――
八海山 特別純米酒 海外専用酒 ロサンゼルスドジャース パートナーシップ契約締結 記念酒
とな。(長い……)
お店のメニューのフレーバーテキストには次のように書いてありました。
八海山系の器用な軟水が生きる警戒なかおりと食中酒としてスッキリと味わえる日本酒純米酒
八海山とかのメジャーな銘柄は普段あまり呑まないんだけど、ここまでいろいろ書いてあったり名前が長かったり(笑)すると、さすがに気になるので、この八海山 呑んでみますよ!

ロサンゼルスドジャースのチームカラーに合わせこんでか、ボトルはそれっぽいブルー。非常に夏でも爽快感が感じられる色合いですね。
裏面には下記のおうなただし書きがされてました。
本製品は日本で純米酒として販売している酒を海外向けに特別純米と表示して販売している製品です。今回限定で国内販売するため、そのまま表示しています。早めにご賞味ください。精米歩合60%
まー、確かに純米酒より特別純米酒の方が爽やかでスッキリ感あるようなイメージがあるけど、あくまで巷のイメージだと思ってます精米歩合が60%なら正直どっちでもいいんじゃないかなと個人的に思ってみたり(イイ加減やな……) 確かに特別純米の方が蔵元でも手数・工夫を加えてそういう傾向に仕上げることがが多かったりはしますけど。
――と、前置きが長くなりましたが、それでは実際に飲んでみましょう。
これはなかなか趣深い風味かも。八海山の醸造の根底部分は敷かれているんだけど、後からというか――上側の風味が今までの八海山とは少し違った醸し具合でとても面白い。
どちらかと言ったら酸い甘系統の味で、柑橘系統に近いものがあるかも。
これは確かに海外向けに醸している日本酒だなあと納得。これアメリカであれば、ターキーなんかと合わせて呑むとよく合うかもしれない。日本ならばノーマル八海山に合わせるようなしっかり系統じゃなくて、板わさなどの練り物や鶏系サラダ、あんかけ・南蛮などのちょい甘系と少し軽めのものと合わせるとうまいかも?
限定酒なのでそうそうお目にかかることはないと思いますが、こうういうラインナップも八海山やるんだなーとよい勉強になりました。
ごちそうさまでした!!!
いやー、それにしても大谷翔平の各業界への影響力って絶大ですな!!
(2025/07/16)
本醸造は手に入れやすいみたい。