西国街道ウォーキングの帰りに、いつもお世話になっている酒屋さん岩井寿商店へ立ち寄りました。
この日は、兵庫県・姫路の下村酒造「奥播磨」が試飲販売会をやりますよ、と事前に案内もらってたんですよね(ウォーキングのゴール設定はそれだったり)。
しかも蔵元が来場して直接説明してくれるので、醸しの具合や米、磨きや風味についてとても丁寧に話を聞くことができるわけでして。酒飲みとして、一般的な知識に重ねて、現場の経験や体感の情報で裏打ち・肉付けしていけるのはとても得がたい経験で大変ありがたいです。
袋吊りの大吟醸と純米吟醸を試飲
閑話休題。

今回のラインナップは、袋吊りの純米大吟醸と純米吟醸の2種。
純米吟醸は、予想どおり奥播磨らしいしっかりした旨味があり、非常に美味しい仕上がりでした。
一方の大吟醸は、最近よく見られる“グローバル向けの甘くてクリア”なタイプではなく、しっかりとした日本酒らしいボリューム感を持つ味わいで、とても好印象。
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普段飲みでも楽しめる奥播磨らしさ
もちろん、甘く磨かれた大吟醸も芸術的だと思うんだけど、日常的に日本酒を嗜む身としては、どうしてもそっち向けの醸しだと似た味に収束しがちで、すこし距離を置いてしまうんですよね(正月とかのイベント用かな)
その点、今回の奥播磨袋しぼりの純米大吟醸はそうした系統じゃなく、これからの冬の濃い味の料理にも負けずに合いそうな感じがします。というわけでかなり気に入ったので、その場で純米大吟醸・純米吟醸ともに購入して帰りました(笑)
なお、ラベルに書かれている数字(号)はタンク番号なのかな?とあとから気づいたので、またお会いしたときに詳しく尋ねてみようと思います。
ごちそうさまでした!!!!
(2025/10/18 13:38:58)
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