ガウディのコーヒー豆アソートセットも、いよいよラストの4品目。
今回の豆は「インドモンスーン マラバールAA」です。

見た目は、これまでの3種類と大きく変わらず、深く焙煎された黒いロースト色。
――が、豆を挽いた瞬間にふわっと立ち上がる香りは少し甘みを帯び、そこにややスパイシーなアロマが混じります。
実際に淹れてみると──これ、意外にもメキシコ豆に近いボリューム感かも。どっしりした苦味ではなく、カラッとした軽やかかつしっかりした苦味が口の中でパッと開く感。。薫りもこれまでのしっとり濃厚なタイプではなく、やや乾いた軽めな感じがします。
表現が難しいのですが、「アメリカンコーヒーの苦味をぐぐっと効かせた版」といった感じでしょうか。焙煎は深めながらも、軽やかに飲める一杯でした。
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これまでインド産コーヒーはあまり飲んだことがなかったのですが、今回をきっかけに、もっと試してみたいと思わせてくれる味でした。
(2025/08/09)
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