【見学】拡大読書器

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兵庫県点字図書館で最初に見学させていただいたのが、ロービジョン(弱視)向けということで拡大読書器です。

111124_1448 拡大読書器
(モノクロモードになってます)
顕微鏡がモニタに映し出される機器がありますが、それに近い感じがしました。  書籍や紙などをボードの上に置くと目の高さにあるモニタに拡大されて映るようになっています。
紙がハミ出してカブってしまっているのですが、ボードの手前にボタンやダイヤルがついていて、それで倍率や色モードなどが変更できるようになっています。
各モードの映り具合をは以下の通り。

111124_1448 標準モード。携帯カメラの写りが悪く色の出方が悪いですが、濃い黄緑色に白色文字となっています。
111124_1448 白黒モード。グレースケールではなく「白」と「黒」の2値表示になっています。FAXと同じですね。ただモノによっては、非常に見づらくなるかもしれない?
111124_1447 白黒反転モード。障害の種類や見るモノによってはこちらに切り替えたほうが見やすいことも多いのかもしれません。

据置型のモノを今回は見学させていただきましたが、携帯サイズのものもあるとのことです。
価格は携帯サイズで5万円ほど、据置型で15~20万円前後のものが多いようです。……思ったより高かったのですが、視覚障害等級と自治体の制度によりますが、保険と同じように%負担で済むそうです(神戸市だとケースによっては1割になることもあるそうです)。

ただ、最近のPCや携帯(スマホ)って高機能化してるので、「WEBカメラ+PC」やiphoneアプリなどで、ほぼ同じ性能のものができそうな気がしたことも付け加えておきます。
(ひょっとしたらもうあるかもしれない)

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