ロービジョンって何?

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ロービジョン – Wikipedia

ロービジョン (low vision) とは、視機能が弱く、矯正もできない状態。それにより日常生活や就労などの場で不自由を強いられる、従来は弱視、または低視力と呼ばれた状態、またはその人のことである。全盲ではない。「見えにくい人」とも呼ばれる。現在でも社会的弱視、教育的弱視とも呼ばれ、弱視者と呼ぶ場合は、現状ではロービジョン者とほぼ同義。視覚障害である。

先天的なものや、疾病によるものなどが主でしたが、当サイトでは増加傾向にある 加齢性白内障・黄班変性などによる視力低下も考えていきたいと思います。

原因や症状は様々で、一人ひとりが感じている「見えにくさ」はそれぞれ全く違い、大きく幅がある。天候や疲労により、同じ人、同じ一日の中でも症状の強さが違う。

 非常に重要なポイントで、視力検査の性質上 「重度の近視」のように思われがちですが、個人個人で見え方(見えにくさ)はまったく違います(症状などによりある程度 共通するところはあるかと思いますが)。
周囲の方は、視力/視野検査の結果だけで判断するのではなく

◆ 距離
例)手元はクリアに見えるが、1m先はボヤける
◆ 明るさ
例)夜道は見えない。急に暗いところに入ると見えない。
◆ 視野
例)見えないことはないが、中央を凝視すると足元が認識しづらい
◆ 変動幅
例)悪天候で見えづらくなる(神経痛などと同様に)

などを、ご本人と話し合ってみてくださるとよいのではないかと思います。

加齢や疾病などの、後天的なロービジョンであれば、他の物事に例えることも可能かもしれません。
(目やにがついているような……、涙目越しの視界……、乳白色の温泉のような視界など)

また、本人と周囲で「リスクの捉え方」に差が生じていることも多いと思いますので、リストアップして、詰めていくのがよいでしょう。

本人 周囲  
大丈夫 大丈夫 OK
大丈夫 危険 要協議
危険 大丈夫(気づいていない) リスク要伝達
危険 危険 一層の注意(環境改善)

 

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