姫路北上、導かれたのは「ライダース中華」
鹿が壺キャンプ場を目指し、姫路西ICを降りて北へ。ちょうど腹が減り始めたタイミングで、Googleマップにピンを打っておいた店へ向かうことに。

到着してまず目に飛び込んできたのは、看板の上に鎮座するバイク。普通の国道沿いの中華屋の佇まいだが、その一点だけでここが「ただの店」ではないことを無言で主張している。駐車場は広く、すでに先客の大型バイクが数台停まっていた。
天井を埋め尽くす「記憶」の数々
暖簾をくぐると、そこには圧倒的な光景が広がっていた。カウンターと奥の座敷という構成は、どこにでもある定食屋のそれなのだ。しかし、壁から天井に至るまで、隙間なく貼りつめられたバイクのチェキ(?)。その数、まさに圧巻(Googleマップに揚げたINSTA360写真をみてほしい↓)
「これ、どうやって貼ったんだ?」と首を傾げたくなるような場所まで、ライダーたちの立ち寄りの記憶が店内に凝縮されている。レアな名車を探しながら首を鳴らして待つのも、この店ならではの愉しみ方だろう。
1,000円以下の、優しい「ひるめし価格」
今回は定食を注文。1,000円を切る価格設定ながら、単品ラーメンを頼むのが躊躇われるほどの割安感。
唐揚げは注文を受けてから揚げているようで、到着までには少々時間を要する。だが、それでいい。店内に並ぶバイク雑誌をめくり、天井の写真を眺めながら、20分、30分と流れる時間をゆっくりと味わう。それがここでは正しい作法なのだと思う。なのでおなかが空きすぎる前の到着入店を推奨する次第だ。

運ばれてきたのは、どこか懐かしく、そして優しい味のラーメン。唐揚げもサラダも、昔ながらの定食屋の「あの感じ」が詰まっていた。
どこから来て、どこへ行くのか
食べている間にも、地元の業者やツーリング中のライダーが次々と入ってくる。店のおばちゃんが「どこから来たの?」と気さくに声をかける光景は、ロードムービーのワンシーンのようで微笑ましい。
公共交通機関でのアクセスは正直厳しい場所だが、車やバイクを駆る人なら、この「ライダース中華」という特異な空間を一度は体感しておくべきだろう。またこの道を北上してくることがあれば、迷わずこの看板を目指して昼の中華としゃれこみたいですね。
ごちそうさまでした!!!
(2025/12/13 12:13:50)
喜天華 (中華料理 / 播磨新宮)
昼総合点★★★★☆ 4.0





