Googleサービス利用時の注意 このエントリーをはてなブックマークに追加

 Googleから提供されているサービスは大半が無料でとても便利なものです。
 個人・グループだけならず、中小規模の企業では、上手に使えばビジネスツールとしても有効活用できるかと思います。

 しかしながら、Googleのサービス各種を利用する上で、注意しておかなければならない点があるのも確かです。

サービスの持続や機能改変について保証がない

 Google社の企業信用に関わることなので、そうそうないとは思いますが、サービスが休止・廃止されることになっても責任を問うことができません(Google Appsのような有料サービスは別として)。
 なので、Googleのサービスをいろいろと活用するときは、万が一に備えてバックアップをとっておくこと、代替手段を考えておくこと、が(特に企業の場合は)必要です。
(データが失われる可能性は、個々のPC故障による確率のほうが高そうですが(苦笑))

ユーザビリティとセキュリティは背反する

 ユーザビリティ(使いやすさ、利便性が上がれば上がるほど、セキュリティ(情報保護など)は低下します。
 Googleのサービスはネット環境(と対応したブラウザ)があれば、いつどこからでも利用可能ですが、ログアウトしなかったりIDとパスワードを保存する設定にしてしまったりすると、ログインした状態が保たれるので、後から誰でもそのデータやサービスを利用で来てしまいます。

  • アカウント名、パスワードを保存しない
  • 利用後は必ずログアウトする(ブラウザ閉じる、電源OFFではダメ)
を徹底する必要があります。

コンプライアンスに反する場合がある

 企業(特に大手)の場合、データアクセスは社内のみ、とか、WEBメールは禁止、などさまざまな遵守項目があると思います。そして、それにGoogleサービスが抵触することが多いですので、企業ベースで利用を考える場合は、その点にじゅうぶん注意してください。

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