Google Analytics : 自分のアクセスを除外する(Cookie) このエントリーをはてなブックマークに追加

 Google Analyticsに限った事ではないのですが、アクセス解析をしていると、自分や社内のアクセスは除外することが必要になってきます。

 ここでは Cookieを利用したフィルタリングについて記述していきます。
 Cookieを利用したフィルタリングは、ブラウザのCookieを利用したフィルタリングなので、
  • 動的IPに対応が容易
     個人や小さなビジネス環境では、固定IPが割り振られないことが多いので、IPを利用したフィルタリングより、確実、安定して除外が可能になります。
  • ブラウザごとに設定する必要がある
     Cookieを利用しているために、ブラウザごとにCookieを認識させる必要があります。特定のHTMLにアクセスするだけなのですが、大きなビジネス環境(IP範囲が明確な場合は特に)、IPによるフィルタリングを行なった方がよいでしょう。
 手順は以下の通りです。
  • 1 下記のコードを記述したページを、除外対象と同じドメインにアップロード。
    <body onLoad="javascript:pageTracker._setVar('test_value');">
  • 2 手順1のページにアクセスして、除外対象のブラウザに Cookie を設定。
  • 3 Google Analyticsで除外フィルタを作成
    フィルタの種類
    カスタム フィルタ → 除外
    フィルタ フィールド
    ユーザー定義
    フィルタ パターン
    test_value
    大文字と小文字の区別
    なし
 以上で完了です。ブラウザからCookieが削除されない限り、そのブラウザからのアクセスは除外されます(除外Cookie設定用ページは、必要に応じて削除しておくほうが無難です)。

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