
浅草ビューホテルにて。
ホテルのマネージャー氏いわく「やはり季節モノですので」とのこと。こういうのは大切ですね。
最近、これほど大きな雛壇の雛人形を見かけることが少なくなりました。
自分の環境を考慮してもなお、やはり確実に減ったような気がします。
少子化に伴い、和の喪失も進行しているような気が。

そういや子供の頃、実家にもあったのですが、壇を組む手伝いをよくしたっけな。母親が毎年、起き場所やら、五人囃や三人官女やその他もろもろの置き場所を、ああでもないこうでもない、といって準備していたのを思い出します。
部屋を薄暗くしたときに、くるくる灯篭の光が部屋にうつっていたのがキレイだったなぁと今思い出したり。
めっぽう、菱餅・あられ・甘酒な子供だったんですが(笑)
場所はお金などの各家庭の事情はあると思いますが、ちょっとした紙雛でペアだけでも飾ってあげましょう。
あと、3月3日か4日朝には撤収しましょうね。よく行き遅れるといいますが、それもそのはず、いわゆる節分の豆まきと同じで追難の儀式でもあるので。昔は(今も地方によっては)紙人形を流したり焼いたりしたようです。
ま、結婚するのがいいという時代でもなくなってきましたし、最近は「お嫁に行く」っていう言葉も実態に一致しない言葉になってきましたが(苦笑)