【グルメ】鉄板ダイニングとんぼ9周年with CafeBarAXEL


今夕は以前から楽しみにしていた鉄板ダイニングとんぼさんの9周年のディナーイベント with CafeBar AXELに行ってきました。

夕食といいながら、まだまだ外は明るい「い」の一番に現着(笑)

段取り中!

本日のメニューは右になります。with CafeBar AXELってことで、食前酒とデザートカクテルがコースに組み込まれているのと、カクテルやいつもと違うワインがドリンクに追加されてます。

さぁスタートです。

食前酒は La novia(ラ・ノヴィア)のスパークリング。
いい軽さ・甘さのアペリティフ。

お通しの 黒毛和牛の赤ワイン煮込み。
ソースは何年も継ぎ足しの秘蔵モノだそうで、味に甘み深みとごく僅かな苦味が舌に乗る感じのソースに、トロトロに煮込まれた和牛肉がマッチして、ボリューミーな先駆けとなって口内に広がります。
もちろんバケットで残りのソースは吸わせて堪能。

鱧とゴールドキウイのサラダ。
これ かなり斬新な一品でビネガーベース系統の近いサラダなんだけど、ソースはキウイですっきり&まるい酸っぱさでやさしくまとまる感じがする鱧の新しい食べ方を楽しめる一皿でした。
今回コースメニューで創意工夫の印象が濃かったのはこれかな。

有機イタリアワイン AMORE(アモーレ エテルノ)。
まずボトルの形状が気になるところだけど、一口含むとそれだけがウリじゃないことがわかる、しっかりとしたオーガニックの赤です。抜栓して15分くらいでイイ感じに開いてきました。赤ワインの基本的な味の要素は全部おさえていて最初から最後まで美味しく楽しめる銘柄だと思います。

スイートコーンバター。
サラダ系統が冷→温と続きます。甘みしっかりのコーンを食感が失われないぎりぎりの加熱でサーブ。
甘みに苦味がちょっぴり効いていてすっきり次の皿につながる感じですね。

非常に持ちやすい器なのも高評価。
器・陶芸の趣を少しながら愉しむ人間としては、食と器がそろっている店っていいよなーとしみじみ。

コンニャクステーキ地鶏のスープ仕立て。
見た目はちょっと地味かもしれませんが、このメニュー非常に奥が深い。ステーキ焼きしたコンニャクもさることながら、スープの繊細さが半端じゃない。皿の説明を聞くとやはりベースの鶏スープを作った上に色・味のスープを乗っけたとのことで、おそらく下地のスープは透明感と黄金脂のきれいな色合いだったのではないかと。一流ホテルやレストランと同レベルのアプローチがにくいですね。
今日のコースで仕事に舌鼓を打った一品です。

お、お肉が鉄板上に登場。ネギ(?)の上に縦に乗ってます。

ウニの焼きそば入りまーす。

ウニの焼きそば。
塩を使わず食材の味だけで優しくまとめた素朴かつ味わい深い一皿です。この後の「肉」の前の皿としてもこのあたりのテイストがありがたいですね。

いよいよ肉ですね!

丁寧に切り分けていきます……

と待ってる間にもう一杯、テラノブレ。
チリ カルメネールなので飲む前から鉄板確定ですね。
味のバランスのよさは言うまでもなく。

赤ワインを愉しんでいると出てきました。
A5黒毛和牛のステーキ。
ランプをさらに脂を落としながらじっくり焼いたものを、だしごはんにあわせていただきます。

粒マスタードと粗塩で。
じっくり焼き+焦がしで、肉本来の味と質感がじゅうにぶんに味わえます。
パクパクっといきたいところですが、熱が抜けないギリギリの時間をかけてじっくり味わいます。
いやー、いつも とんぼさんの肉は絶品です。

黒毛和牛スパイスカレー。
これ、とても辛い! 辛いカレーはけっこう食べ慣れているんですが、余計なものは入れ込まずひたすら限ったスパイスだけで煮ているので、際立つ辛さが脳天を瞬間的に駆け抜けます。でいながら、辛さだけでないのはやはり煮込みの手間暇ながらなのでしょう。

さて最後はのデザートカクテルはCafeBarAXELのゴールドキウイで。ここのところあまりカクテルは飲んでないのですが、これは美味い。ってか果実たっぷりすぎて具だくさん味噌汁に匹敵するレベル(笑)最後までスプーンを使いながら美味しくいただきました!

今日も2時間強、食の宴を堪能してきました。

ごちそうさまでした。

そして最後になりましたが、9周年おめでとうございます。
今後も美味しい皿と時間をお願いします!


とんぼ鉄板焼き / 東加古川駅

夜総合点★★★★ 4.5

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