【六甲山】岡本~住吉道~東おたふく山~有馬 (5ピークストレイル前半下見)

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今日はトリス君と以前から下見に行こうといっていた5ピークストレイル(ショート)の前半コースを下見がてら歩いてきました。
(自分はトレイルランしないんだけど)

全コースログ(クリックで開きます)

最高峰以北はカットして、保久良神社~六甲山神社までのGPSログを。


阪急岡本駅~風吹岩~雨ヶ峠~七曲り~一軒茶屋のどノーマルコースに対して、2の形でクロスするようなルートになってます。


阪急電車車内から。いやー暖かいし天気にも恵まれました。

山は北なのに、なぜかいつも南口に降りる岡本駅(答:トイレとローソンは南改札だから)

いつもは東進して保久良神社の南面から登るのですが、駅からそのまま北上し、川ぞいの公園にゆきあたります(ここまででもけっこう上り坂)

毎朝の散歩をしているおばあさんに道をたずねて、ここから登ることを確認。上手側が舗装道、下手側が登山道ということで、今回は5ピークストレイルの集合場所が山上ということもあり、舗装路に入ります。

保久良神社正面鳥居の前まで出て南面を撮影。今日は霞も少なく、桜も満開でなかなかの絶景。
お約束のパノラマを撮影した後、神社の西を回り込む感じで梅林を裏手に抜けて金鳥山にむけて登り始めます。

スミレがひっそり路傍で咲いていました。

夙川なんかはお花見の客でいっぱいなんでしょうが、やはり少し山を登ると人がほとんどいません。ほぼ貸切です。

登ってlきた道を振り返るのがこのへんは楽しかったですね。人ほんといないし。

途中にそこそこひらけた展望広場があります。眺めはよく、六甲アイランドが正面に望めます。ここまで登ってきてお茶のんで帰っている人も多いようで。

金鳥山の東側の等高線をなぞりながらしばらくいくと風吹岩(メジャールート)と七兵衛山への分岐があり、ここを左に入ります。けっこうわかりやすく大きな道標の立った分岐なのですが、先行していた同じ下見の3名様はここを右に行ったようで、しばらく進んだところでまた抜かれるということに。

金鳥山にとりついたときは、南面だけに日当たり良好⇒暑い⇒水心配という流れがあったのですが、七兵衛山へのルートに入ると陰も多くそれなりに涼しい道で安心しました(住吉道までそんな感じでした)

道も広く整備されてます。足に合った上り下りになってます。

住吉道へはほぼ植林帯の整った道です。尾根の南東/北西面で陽当たりが違うのか植生の微妙な変化が楽しめます(足元の湿気でもわかる)

緩い尾根を越える感じで植林帯を進みます。

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住吉道の1つ手前の沢を渡渉。

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左岸道はつけかえが少なくて済むようにするためめか、時に住吉川からだいぶ高巻きします。
中央くらいにぽつんと見えているのが六甲最高峰のアンテナです。平地だと徒歩35分くらいなんですけど、ね。

と思ったら、一気に下る。このへんはもう少し川側に降りる道があったようなのですが、崩れたようです。

このへんが一番住吉川に近づいた地点かな。

と思ったら、西おたふく山へはここを渡渉して右岸をいくらしい。

あまりあてにならない道標の距離表示。特に最高峰側(平地なら40分くらいよね)

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切り株にはビニールシートがかけられてます。なぜ?
とかく、青色ビニールシートでないのが好感。青ビニールシートが一般的で入手しやすいのはわかるんだけど、こういったところでは雰囲気ぶちこわしになる場合も多いですから(有馬温泉有馬川でナンダカナ経験あり)

ご年輩の方と一緒にわんこが登ってました。
六甲山ってかなりの長距離ですやん!!
(たぶん抱えたり下ろしたりだと思いますが)

緩い道でしばらく縦列で歩くことがありましたが、なかなか人懐こく賢いわんちゃんで指先の指示なんかをちゃんと見ながら併走できるよう躾されてました。感心!!

住吉川から離れていきます。けっこうな砂地の急坂。
なんかここは根本の地固めもないのでそのうち崩れそう。

進行方向トの字型の三叉路を右折すると、雨ヶ峠~七曲りの幹線道に(笑)
南進の逆走ということもあり、対向者にわんさか出会います。95%くらいが芦屋ロックガーデンからの登山者か、と。

雨ヶ峠到着(写真なし)

地形図で東おたふく山から主稜線までが一番の急登になることはわかっていたので、ここで水分やらあんぱんやら摂取して中休憩。

東おたふく山に入ります。北側に六甲主稜線。
わんこ連れの方が話していた馬酔木も満開。平地の原っぱなら近くまで寄って写真を撮るところですが、山はなにせ危険なのでとりあえず遠目に眺めながら進みます。

やはりメジャールートを外れると人は激減、ここを抜けるまでは、途中東おたふく山登山口から入った感じのご夫婦と一度すれ違ったのみでした。

標高高いこともあり気温は低いものの、直射日光100%で暑い……思ったより風も吹きません。
首の後ろがちりちり焼けてる感じがする……

お! 東おたふく山って感じの開けた場所に出ました。広角レンズ万歳。
踏み跡道を外すとそれなりに歩きづらいのでしっかりトレースしていきましょう。

まーパノラマ撮りたくなりますよね。
北西側をほぼ180°で。最高峰のアンテナが中心に見えます。
直線距離的には住吉道で見えたときより遠くなってますね。地図的にも。

ちょっと霞んで見づらいですが街&海も臨めます。

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アサヒビールさんの「うまいっ!」からの環境事業でススキ植生の再生プロジェクトの場になっているんだそうな(出典:右下看板)
こういう目に見える自然環境支援ってのはいいですね。

秋にくると気持ちよさそうな空間が広がります(防寒具必須でしょうけど)

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来た道(西方)~北側をパノラマ。

踏まれた道の近くに馬酔木があったので撮影。満開です。
(絞りの設定失念していて被写界深度ミスってます orz)

徐々に原っぱを抜けて登っていく感じになってきます(南方を臨む)

このへんの馬酔木が一番撮りやすかったかな。

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馬酔木と青空のコントラストや画角もイイ感じで。

ふと南東を見るとかなり近いところに住宅が。
そのあたりに東おたふく山登山口があるようで、最高峰は踏まずとも軽ハイキングなら住吉道⇔東おたふく山ってのも秋にはよいかも。

東おたふく山エリアを抜けて笹道に入っていきます。再生前は東おたふく山もこんな感じだったのかな。
植生からするとかなり陽当たりはこのへんよいようです(だから首がちりちりする)

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土樋割峠(とびわり峠)を過ぎてたあたりから徐々に道は狭くなり今回一番の急登にさしかかります。

草木が生えてるけど、けっこう狭い尾根。はずすと滑落するので着実に見えてる中心を踏んでいきます。

蛇谷北山への登りが一番厳しいですかね。このあたりは国土地理院地図にも記されている750m前後。向こうの西の尾根にはメジャールートの七曲りが這っているはず。七曲りも九十九折で急登といいますが、広いし整ってるしでこっちに比べれば、ずいぶんと登りやすいよなぁと比較して実感(苦笑)

ところどころ砂地になっているところがあって、足元に注意が必要になります。いよいよ主稜線手前というタイミングでこれはキツイ。
んでもって、ここはあんまり下りたくない。

蛇谷北山を越すと若干の上り下りはあるものの、道幅・傾斜はかなり落ち着いてきます。

六甲山神社前に出てきました。
木々の合間から神戸の街並みと海が見えます。
東おたふく山~六甲山神社は5ピークストレイルのコースとはいえ、ここ走るのは厳しいかな。というより疲労でバランス崩して滑落……なんてならないように注意、でしょうか。

一軒茶屋へは登山者用縦走路ついてますが、一息つきたいこともあって車道を行きます。いちおうトンネル内にも歩道がついてる。

一軒茶屋に到着し、5ピークストレイル前半の下見は終了。
月見うどん食べて休憩したあと、本日のゴール地点 有馬温泉へ向けて魚屋道を下り始めます(今日は最高峰は寄らず)
とりあえず時間記録もかねて一枚撮影(忘れてて振り返って撮影)

紅葉谷側。まだ炭屋道~ロープウェイ下は不通かなー。

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いつも広い道を降りていくのですが、いい加減違う道も行ってみたいので、九十九の始点くらいに右手に見える”近道”の道標から今日は下ることに。

お、こっちのほうが登山道っぽい。
落ち葉や根っこなどはあるものの、登山装備である程度歩きなれてるならこちらも全然問題なく通れそうです(ご年配・子連れなんかだと広い道のほうがいいかな)

有馬稲荷神社の奥、写真上手のほうへ降りてきます。記録のために撮影。

確かに距離的には近いけど、最後に階段は微妙に疲れます(苦笑)
こっちから登ることは少ないけど階段上集合なんかはいいかも。

城とか詳しくはないんだけど、ここの石垣けっこう整然と積まれてるなーと写真を一枚。

有馬稲荷神社の向かいのぐねぐね坂をしばらく降りて、左折すると銀の湯です。まだ14時前ということもあり混雑前に入泉できました。

有馬温泉を楽しんだあとは反省会に向かいます。

<つづく>

今日のおさらい:
◆5ピークストレイル前半は、金鳥山とりついてから東おたふく山抜けるまではかなりコンディション良好。
◆ちょっと距離は長いけど、住吉駅~住吉道~東おたふく山~東おたふく山登山口は秋のハイキングにはかなりよさそう。
◆六甲山神社から東おたふく山への下りるときは、その向きで主筋がわかりづらい分岐が何箇所かあったので注意が必要かも。


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