十年近く前のノートPCが眠っていたので、Xは無理としてもRunLevel 3で何かしらやってみようと思いついた。
が、このノートPC、光学ドライブが逝っちゃっててCD/DVDが使えないのである。もちろん修理や購入なんかする気はさらさらない。
で当然のごとくフロッピーインストールを考えるのだけども、どうも落ちてないっぽいんだよね、イメージが。Kernel 2.6になってから起動イメージがFDDに入りきらなくなってしまったらしい。
で結論として
I案:PXEBOOTを使用したネットワークインストール。
II案:FDDによるKernel2.4版インストール→HDDよりKernel 2.6版インストール
どっちがスマートかっていうと?なんだけども、わざわざローカルマシン(しかもWIN)にTFTPサーバ立てたり、 ISOイメージ落としてくるのもなんだかなーってことで、ちょいと泥臭いけど?案でいくことにしました。
手順は以下の通り、
- Kernel2.4のフロッピー起動用イメージを落としてくる。
ブート用イメージ、ドライバディスク、PCMCIAカード用イメージの3種類をダウンロードしてきて、 それぞれフロッピーディスクに焼く(コピーじゃなくて「焼く」です) - 順番に入れてインストール
linux askmethod text ですね。何はともあれ最小インストール。 - Kernel.2.4 Linuxを起動して、wget で2.6のブートイメージ(vmlinuz と initrd)を落としてきて /boot に放り込む。
- /boot/grub/grub.conf (などのブートマネージャの設定ファイル)を編集して 3 からも起動できるように設定。
- 再起動 → Upgrade or 新規インストール
てな感じです。ちなみに手順5でもaskmethodでネットワークインストールするわけですが、回線の状態によってはなかなかつながらないことがあります。が、ここは根気強く Retry しましょう。Reboot (デフォルトでこっちがフォーカスされてる))しちゃうと 手順2からやり直すことになってトホホです。